冬になると、スキーやスノボーなどを行う若者がいましたが、現在では少なくなってきているというのが現状です。その理由としては、景気が低迷して先が見通せない中にあって、今の若者はあまり遊びにお金を掛けなくなってきているからです。平成一桁台に二十代前半だった人達は、夏は海水浴やサーフィンに、冬はスキーやスノボーにと遊びまわった方が多かったのが現状です。この現状を打破しようと、スキーやスノボーのツアーを行う旅行代理店が出てきています。
ツアー催行の代理店は、国内旅行ということも手伝ってか、それ程利益を上げることはできません。ですが、ツアー催行の旅行代理店も薄利ではあるが、催行しないよりは遥かにマシといったところでしょう。このスノボーやスキーツアーの場合は、特にウインタースポーツ初心者向けの企画商品が販売される場合が多いでしょう。中には、玄人向けのスキー山岳旅行などといった企画商品を販売する会社も見受けられますが、こういった商品は、対象が六十代や七十代といった感じです。
実は、現在、こういった遊びの達人は六十代以上の方々が達人である場合が多く、若い人は働いてばかりといった現状があります。こういった旅行商品を企画する旅行代理店も大変でしょうが、それ以上に、お金ばかり貯める今の若い方々の風潮に、疑問の声が上がっているのも事実です。スキーやスノボーをやるべきとは言いませんが、もう少し砕けた部分が今の若い方には必要かも知れません。